~実際のケースからカウンセリングのスキルアップを目指す~
《事例検討の大切さ》
産業カウンセラー資格を取得後、カウンセリング現場を持っていなかったり、カウンセリングスキルを向上する機会の少ないままで留まっていたりする方はいませんか?そういった方も、実践経験のある方でも、客観的に自身のカウンセリングを見直すことはとても大切です。
沈黙場面やその流れ、クライエントとの関係性、クライエントが話す内容は、一つとして同じ事例はなく、一つとして同じ場面や瞬間はありません。一つ一つの具体的な場面でカウンセラーに求められるのは、瞬時の対応力です。
本講座では、このような具体的な対応力を高められる貴重な学習体験ができます。
《事例検討講座の目的と概要》
本講座では、問題を抱え悩む人たちに対し、カウンセラーがより良い相談を行い、クライエントにより良い気づきを提供するために、自分の相談の経過や成果をふり返り、カウンセリングスキルの向上や専門性をさらに高めることを目的としています。
カウンセリング現場をお持ちの方はその事例を、現場をお持ちでない方はピアカウンセリングによる事例を作成していただき、参加者からの提供事例を用いて、参加者同士で共に検討し、見立てる際の様々な視点を学びます。実際のケースを元に、事例に精通した指導者による指導を受けながら、カウンセリングを実施するための必要な知識と対応力を習得します。