テーマ 感情障害の回復
サブテーマ ~入院・外来治療で患者が語れないことと語ることの理解~
講演趣旨
うつ病患者が入院・外来治療で語ることと語れないことを題材に皆さんとディスカッション、シェアリングしたいと考えています。
産業の皆さんもうつ病や抑うつのクライアントさん、自殺念慮のあるクライアントさんと多く接して支援されていると思いますし、そもそもうつよりパーソナリティや発達障害の合併がある人の相談やキャリアカウンセリング、復職支援などで奮闘されているのではないでしょうか。
そうした人が医療では何を経験して回復していくのか、自殺念慮をどうとりあげるのか、復職や自分らしく働いて生きる道の自己決定にどうつなげていくのか、患者や組織への心理教育の工夫などを複数の事例を通して考え、カウンセラーの役割を考えていけたらなと思います。(講師による)
日程 2023年4月16日(日)
時間 13時30分~15時30分
講師 佐藤章郎
京阪病院臨床心理士。
大学院卒業後、精神科・緩和ケアの医療、精神科救急医療、司法鑑定の心理職としてチーム医療に従事。主に精神分析理論に基づく心理療法および心理査定、患者を含むケア会議を通して、患者がいかに自身のからだや内面の声に耳を傾ける経験をするか、また自分らしく相手や社会とつながることの意味は何かについて経験することができるよう、臨床心理学の理論に基づいて働きかけをしている。
日本精神分析学会、包括システムによる日本ロールシャッハ学会、日本心理臨床学会正会員。
会場 大阪産業創造館 会議室AB
受講料 会員2,000円
非会員3,000円
お申し込みはこちらから
https://jica-kansai.jp/lecture/ka20230416